準備中の私塾

ふらりと立ち寄って何かを拾っていってもらえるように。。(一通り勉強してこられた一般の方向け)

karlaの文法シリーズ

完了形は時間的様態/時制は時間的場所

英語で過去を言う基本の形は過去形です。(M. Swan, Practical English Usage, 421.4) 現在完了形は「これまでに」という時間的幅があるのと、過去のことを現在形で言う点が違います。(時制は「現在・過去・未来」以外になく、言語学では完了形は進行形と…

依頼の助動詞

私もこれまでにもいろいろな意見に出会って混乱気味でしたけど、基本は教科書通りで間違いないです。ネイティブに質問したところ(@ StackExchange.com)、やはり場面に寄るのです。もちろん態度や声のトーンも関係してくるでしょう。 Can you ~? カジュアル…

英語は語順で話す:特殊な文型(例文たっぷり)

構文:意味や解説、類語。文の構造。文章の組み立て。文型:意味や解説、類語。文の構成上の類型。個々の具体的な文表現から抽出した各種の文の形式を文例によって組織的に示すもの。(デジタル大辞泉@goo) 特殊な文型もどれも基本の5文型で説明はつくよ…

英語は語順で話す:第5文型(例文たっぷり)

[ADDITION on Dec. 21, 2017 -- last edted on Dec. 26, 2017] 旧来の基本の5文型では、文意を成すのに必須の語句が説明しきれていなかった。付加語(Adjunct)という用語を加える試みもあるが、別の考え方では、補語(complement)をまさしく「補う語」と…

英語は語順で話す:第4文型(例文たっぷり)

[last edited on Dec. 18, 2016] 目的語を2つとる文型。 主語(Subject)+動詞(Verb)+間接目的語(Object₁)+直接目的語(Object₂) (主語)が(間接目的語)に(直接目的語)を(動詞)する 補語は取らないので動詞は、第3文型と同じく完全他動詞。 - I gave…

英語は語順で話す:第3文型(例文たっぷり)

第3文型は簡単。問題ないですね。 主語(Subject)+動詞(Verb)+目的語(Object)第3文型の動詞は目的語をとり、補語をとらないので完全他動詞と呼ばれる(他動詞とは目的語を取る動詞のこと)けれども、同じ動詞が別の使い方では自動詞になるというケースも…

英語は語順で話す:第2文型(例文たっぷり)

お馴染み This is a pen の文型。 I'm on the way home. この文を旧来の文型に求めると、 論理的には、be動詞を叙述動詞(第2文型)と見ても、存在を意味する動作動詞(第1文型)と見ることもできるのだ。on the way home は、前者の考え方では形容詞だが、…

英語は語順で話す:第1文型(例文たっぷり)

文型が大事なわけ: 英語は語順で話す。 ここが「てにをは」で話す日本語とは大きく違うところ。▶前置詞というものもありますが、語順で分かるので、日本人が思うほど使いません。 そのため英語を学ぶには、まず基本となる語順のパターンを知っておかないと…

I've got …

この記事では、所有の have got と、義務の have got to のふたつを取り上げます。 have got … <所有> = have 話し言葉では、所有の意味の have に特に意味のない got をよくつけます。これは「持っている」という意味の現在形で、現在完了形ではありませ…