アルファベット読みを!
英語をローマ字読みしても通じないのでした。それもそのはず、ローマ字は日本語。
長い歴史を越えて、さまざまな言語から影響があるため例外だらけの英語。でも、ネイティブたちは初めての単語(例えばあなたの名前とか)を読む時は、まずアルファベット読みをしています。
単語中でも英語の基本は、
Aはエイ
Eはイー
Iはアイ
Oはオウ
Uはユー
なのですね。
ただ、英語は、日本語のように1文字につき発音1つ、ではないのが厄介です。
ふたつの母音字でひとつの単母音を形成することもあるし、二重母音や長母音になることもある。子音との組み合わせでも変わってくるし、同じ組み合わせでもいつも同じ読み方とは限らない…
A(←これ自体の発音はご存知の通り [ei] ですね)
angel, label, stadium, opaque, vague, plague…(エンジェルではなくエインジェル、ラベルではなくレイベル)
でもほかにも[ei]と読むスペルはあります。
great, break, steak…(グレートではなくグレイト、ステーキではなくステイク)
rain, raise…
reign (治世), rein (手綱)…
café, sauté… (カフェでなくキャフェイ、ソテーでなくソウテイ/これはフランスからの外来語)
weight (重さ), weigh (測る)…
E(←これ自体の発音はご存知の通り [i:] ですね)
meter, theme, equal, Egypt, evil, senior, vehicle, media, medium, preview, previous, meteor (流星)…(メーターではなくミーター、エジプトではなくイージプト、メディアではなくミーディア)
でもほかにも、
teacher, breathe, creature…
leisure, seize…(レジャーではなくリージャー)
vaccine…(ワクチンではなくヴェクスィーン)
I(←これ自体の発音はご存知の通り [ai] ですね)
bite, mild, Mike, tiger, virus, alive, migrate…(ウイルスではなくヴァイラス)
でもほかにも、
high, might, fight, tight…
height…
O(←これ自体の発音は [ou] であって [ɔ:] ではありません )
no, home, old, cold, October, go, ago, only, over, open, most, photo…(ノーではなくノウ、ホームではなくホウム、オールドではなくオウルド)
でもほかにも、
sew, sewing…(ソーイングではなく、ソウイング)
coal, road, toast, goal, boat, coast, loan, soap…(コールではなくコウル、トーストではなくトウスト、ボートではなくボウト、ローンでなくロウン)
soul, shoulder, poultry…
low, grow, throw, below, blow, flow…
though, thought, dough, doughnut…
けれども、以下の場合は[ɔ:]と長母音。
dog, coffee, cost, lost…(※イギリスでは伸ばさず単母音)
ほかにも oa や aw、al、au は長母音[ɔ:]になる。
broad, abroad, broadcast…
law, saw, dawn, lawn…
bald, also, ball, talk, call, always, stalker…
sauce, sausage, author, fault, pause, launch, haunt, laundry…
U(←これ自体の発音はご存知の通り [ju:] ですね)
use, student, music, communication, educátion…
でもほかにも、
Europe…
new, news, stew, steward…
you…