準備中の私塾

ふらりと立ち寄って何かを拾っていってもらえるように。。(一通り勉強してこられた一般の方向け)

今日の単語 5

アルクの「レベル別語彙リスト」レベル3−4より

 

<名詞>

specific 詳細、明細(書)、仕様(書)
I've written the specifics on the separate sheet.
prosperity 繁栄、繁盛、成功
They are fortunate people living in prosperity.
token しるし;証拠;土産;引換券;バスなどの専用通貨
You've done so much for me. This is a small token of my appreciation.

 

<形容詞>

intellectual 知的な、知能的な、聡明な
Chess is a highly intellectual game.
keen 〜に熱中して、〜したがっている
Those of you who keen to help come on join us.
moral 道徳的な、良心の、高潔な
I need to make a moral decision.
peculiar 風変わりな、独特な
There is something peculiar about the family.
promising 見込みのある、期待できる
He is a promising young man.

 

<副詞>

practically 事実上
The factory is practically shut down.

品詞とは実際の使われ方から決まるもの

文法を知りたいと思うと品詞も気になってくるのですが、
いつのまにか品詞が先に決まっているかのように思わされていませんか?

勘違いの元は巷にいくらでも転がっていますが、たいていの動詞が自動詞にも他動詞にもなるのでした。

なかには前置詞にしかならない of のような単語もあるけれど、品詞はあくまでもその単語の文中での使われ方で決まるのでした。名詞と同じ形のまま動詞にもなるという単語もけっこうあります。

主にどの品詞というのがある単語もありますけど、名詞だとばかり思っていたら副詞だったなどということもあります。たとえば、帰宅したときに家の人に「ただいm!」"I'm home!"と声をかける home は副詞。(けして「私はホーム」なわけじゃありません)古い辞書にも home にはしっかり副詞も出ているのでした。

熟語となると辞書にもたいてい品詞の表示はありませんけど、熟語でひとつの副詞の役目をする副詞句、たとえば the hard way みたいなものもあるのでした。

 

某質疑応答サイトで見かけましたが、大学受験で自動詞か他動詞かを訊かれるとか?それは必ず文章で出題されるはずで、動詞だけを並べてこれはどちらかなどと聞くとしたらナンセンスです。その文章が言っていることと文章の構成を理解し、その都度、見極めるしかないのであって、単語帳を見ながら、これはどっち、などと覚えるのはよくないです。